インフルエンザが流行する季節となりました。

のんた編集員が10年以上、頼りにしている
ホームドクターの桜井智康先生。
今回はインフルエンザについて。


のんたのホームドクター 第四回
インフルエンザが流行する季節となりました。

今年は寒さも厳しい日が続いております。この季節になりますと、「インフルエンザ」が流行します。「ワクチン」をした方も多いと思われますが、「ワクチン」をした方はインフルエンンザに罹らない訳ではありません。予防には「手洗い」と「うがい」、或いは「マスクをする」事も有効です。インフルエンザの特徴は一般的には「38℃」以上の高熱や咳、鼻水が出て体がだるく、全身倦怠感など症状が強い事が普通の「カゼ」との違いです。

インフルエンザは合併症が起こり易い
インフルエンザは高齢者や幼児が罹りますと、肺炎など重症になり易い事です。小児では「インフルエンザ脳症」が起こり、後遺症が残ったり、死亡例が出ることもあります。インフルエンザが疑われる時は出来るだけ早く病院で受診する事が大切です。 インフルエンザかどうかは「簡易キット」で調べると判ります。注意しなければならない事は結果が「陰性」(インフルエンザではない)と出ても、実際はインフルエンザである場合がある事です。症状からインフルエンザが疑われる時は「インフルエンザ」として治療する事が必要な事もあります。治療は「ターミフル」、「リレンザ」、「イナビル」などの抗インフルエンザ薬が処方される事が多いのですが、副作用も少なくありません。 漢方薬の「麻黄湯」や「桂枝湯」、「麻黄附子細辛湯」や「小紫胡湯」なども有効です。温かく、栄養価の高い食事を摂り、体を休めて免疫を高める事が大切です。
桜井内科・胃腸内科 桜井 智康



桜井内科・胃腸内科
北海道札幌市中央区南2条西3丁目12
電話011-272-1155
http://www.sakurai-clinic.com/
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