針しごとがきっと愉しくなる シンプルでほどよい木のお針箱

日々の暮らしを豊かに彩る手作りの生活用具。
長く使い続けても飽きのこない、「のんた」編集部おすすめのクラフトの逸品と、
道内在住の素敵な作り手たちを紹介しています。

【木工クラフト作家】
青柳 勲 さん

1973年旭川生まれ。
2003年に旭川に工房を開設後、2009年には東神楽町に移住。木が本来持つ色や表情を最大限生かすため、無垢材を使ったものづくりにこだわっています。

 「シャツのボタンが取れちゃった」「スカートのすそがほつれちゃった」なんてことは、毎日の暮らしでよくあること。でも、ついめんどうになってお直しは後まわし…というのも、よくあることかもしれません。
 「ちょっとした針しごとが愉しくなるような、小ぶりで便利なお針箱を」という編集部のリクエストに、東神楽町で「工房アームズ」を営む、木工クラフト作家の青柳勲さんが応えてくださいました。
 大きさは、片手でパッと掴んだり蓋を開けたりするのにほどよいサイズ。小さな針山をセットできる仕切りのついた内箱付きで、まるで小さなおべんとう箱のよう。つい散らかりがちな裁縫道具ですが、整理するのが愉しくなりそうなちょうどよさです。入れるものや作業に合わせて内箱を取り出して使ったり、蓋を受け皿にしてハサミやはぎれをちょっと入れておいたり、つくりはシンプルですがいろいろな使い方ができるすぐれもの。使いこんでいくうちに色合いが変化し、味わいや風格が出てくるのも、無垢の木の箱ならではのうれしいところです。蓋を開けた瞬間の、木の香りも魅力的です。

散らかりがちなボタンや小物もきれいに整理、便利な内箱付き

外側は木目がきれいなウォールナット、
内側は白くきめ細やかなメイプルを使用。 こんなふうに並べてみると、それぞれの木の美しさのコントラストが際立ちます

ぴたりと蓋を閉めればこの通り。
顔を寄せてすみずみを眺めると、
青柳さんのていねいな仕事ぶりがわかります

 このお針箱をつくってくれた青柳さんは、北海道内でもとりわけ木工がさかんな上川地方・東神楽町に工房を構え、制作を続けています。以前はクラフト製品を「売る」立場でしたが「多くの職人さんの手しごとに魅せられるうち、自分でもつくりたくなって作家になった」という経歴の持ち主です。そんな経験の持ち主だからこそ、つかう人が本当にほしいもの、暮らしのなかで生きるものをつくるというのが青柳さんの仕事の姿勢になっています。無垢の木が持つ上品であたたかみのある美しさと、それを生かしたシンプルでモダンなデザインが、暮らしにやさしくなじんでくれます。
 青柳さんとのコラボレーションによる、のんたオリジナルの「ほどよいお針箱」は、部屋や会社に置いておいても馴染みます。ちょっとした針しごとが愉しくなると、きっといろいろなものを作ってみたくなりますよ。

のんたオリジナル ほどよいお針箱

「ほどよいお針箱」
8,100円(税込)

縦横12センチ四方、高さ6センチの、手のひらにちょうど乗るサイズのお針箱です。
取り外し可能な内箱に、北海道の羊毛フェルトで作ったオリジナルの針山をセットしているので、すぐに使うことができます。外側の材質は、無垢のウォールナットでシック。
内側はメイプルで中が見やすい素材になっています。
限定20個、お求めやすい価格です。kanata art shopのみの取り扱いです。

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