工芸の旅
井藤昌志と手仕事の作家たち
長野県松本市に工房を置く、井藤昌志さん。
キリスト教の一派、シェーカー教徒が作っていたものを忠実に再現した「オーバルボックス」を代表作とし、
全国にファンが多い木工作家です。
今回の「工芸の旅」では、
井藤さんの呼びかけにより、日本各地の工芸作家たちによるさまざまな作品が集まります。
高知の竹を自ら伐採して捌き、
竹籠づくりを手がける山﨑大造さんや、
陶器とも磁器とも異なる魅力あふれる「土器」を、
暮らしのうつわとして作り続ける熊谷幸治さんなど、
北海道初登場の作家による作品が一堂に会する貴重な機会をぜひお愉しみに。
▶︎▶︎▶︎7月26日(水)井藤昌志さんがギャラリーに滞在下さいました。◀︎◀︎◀︎
展示風景






井藤昌志 木工/長野県松本市
1966年 岐阜県生まれ。1995年 岐阜県立高山技能専門校木工工芸科卒業。1995年 岐阜県高山市・永田康夫氏に師事。2003年 イフジ家具工房設立。2009年秋 長野県松本市に「LABORATORIO」をオープン。

厚川文子 陶器/岐阜県多治見市
1975年 埼玉県生まれ。1997年 和光大学人文学部芸術学科 卒業。2004年 多治見市陶磁器意匠研究所 終了。多治見のstudio MAVOに工房を構える。2005年 ギャラリー数寄にて初個展(愛知)以降、個展グループ展を中心に活動中。
艸田正樹 ガラス/石川県金沢市
1967年岐阜県生まれ。名古屋大学、同大学院にて土木工学を専攻。卒業後、民間シンクタンクにて「まちづくり」関連の計画策定業務等に携わる。1998年「ものづくり」に転身し、創作活動を始め、現在に至る。

熊谷幸治 土器/山梨県上野原市
1978年 神奈川県生まれ。2003年 武蔵野美術大学工芸工業デザイン陶磁専攻卒。2005年よりグループ展、個展多数

郡司庸久 陶器/栃木県益子町
1977年 栃木県足尾町生まれ。2003年 栃木県窯業指導所 卒。2003年 足尾にて独立。2015年 益子町へ移築。
郡司 慶子
1976年 福岡県生まれ。1999年 多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。益子町のギャラリー「スターネット」のスタッフを経て、2004年 共同作陶を開始。

杉田明彦 漆/石川県金沢市
1978年 東京都文京区生まれ。学習院大学文学部哲学科中退。手打蕎麦店での修業の後、2007年に輪島へ。塗師 赤木明登のもとで修業、13年に独立。2014年より金沢にて活動。

竹俣勇壱 金工/石川県金沢市
1975年 石川県金沢市生まれ。1995年 彫金を学び始める。1997年 アクセサリーショップでアクセサリーの製作に携わる 。2002年 独立。オーダージュエリーを中心に活動を始める。2004年 アトリエ兼ショップ「KiKU」オープン 。2007年 ジュエリーに加え生活道具の製作を始める。2011年 金沢市東山・ひがし茶屋街に「sayuu」オープン。

廣谷ゆかり 陶器/高知県高知市
1999年 個人作家に弟子入り。焼き物を始める。 2003年 独立。高知の山中に穴窯築窯。 2007年 穴窯移築。東京・西荻窪「ギャラリーブリキ星」で初個展。以降、南蛮と磁器で制作。

山﨑大造 竹/高知県南国市
高知県出身。15年ほど前より独学にて「竹」を手にする。大分の職業訓練校で一年間基礎を学んだ後、地元高知にて製作に励む。2014年度の日本民芸館展にて生簀籠が日本民芸館賞を受賞。
工芸の旅
井藤昌志と手仕事の作家たち
2017年7月26日(水)ー8月8日(火)
Kita:Kara Gallery
札幌市中央区大通西5丁目大五ビルヂング3階
11:00ー19:00(最終日は17:00まで)/日・祝日休み/入場無料
TEL 011-211-0810 MAIL info@kitakara.in
http://www.kitakara.org