ある、夏の、
今月18日より、kita:kara Galleryに小さな小屋が建ちます。
遠い記憶の中にある…。
あるいはまだ誰も、見たことがない一瞬…。
小さな小屋を舞台に、
ジャンルを超えた9人の作家たちが、
それぞれの「ある、夏の、」を表現します。
蝉時雨、山谷草の光影、潮騒、ざわめき、そして冒険…。
ほんの束の間の、夏の終わりのひとときを、
ギャラリーに現れる非日常空間でお愉しみください。
▶︎▶︎▶︎オープニングパーティ 8月18日(金)18時より開催します◀︎◀︎◀︎(終了しました)


会場風景(酒井広司撮影)
槇塚登さん作の「ガチャガチャ灯台」もぜひ回して下さい。鉄やステンレスで出来たアクセサリーなど、出てのお楽しみです。

伊賀信 現代アート/札幌市
1961年北海道生まれ、札幌市在住。細い木材を素材として、綿密に構築した設計図上にパーツを積み上げた幾何学的な作品を制作している。それら建築的な構造物は、抽象的な形状でありながら、ときに、都市のジオラマのようにも見える。近年は展示空間全体に広がるインスタレーションなど、スケールの大きなアートワークへと展開。新たな表現へと挑戦を続けている。「幾何学的抽象芸術実験室G.A.A.L」主宰。主な展覧会に「北海道立体表現展」「2010年、札幌芸術の森美術館)、「北の脈-North Line-」(2014年、札幌大通地下ギャラリー500m美術館)、「0さいからのげいじゅつのもり」(2014年、札幌芸術の森美術館)などがある。2012年に開催されたアートフェア「ULTRA A 005」(青山スパイラルホール)では、ギャラリー創に選出され出品。ベストウォール賞に選定された。

茨木伸恵 陶芸家/栃木県佐野市
1979 新潟に生まれる 文化服装学園でデザインを学ぶ。多治見市意匠研究所で陶磁器デザインを学ぶ。2013年からフランスのmerciなど、ロンドン、デンマークなどヨーロッパのshopでの取り扱いがはじまる。日本でも全国で個展など、展示会を開催。現在、栃木県佐野市にて製作。

川上りえ 美術家/石狩市
多摩美術大学美術学部卒業、東京藝術大学大学院修了 。1989年より個展およびグループ展にて活躍中。主な展覧会に「1998年A * MUSE * LAND `99(SUN & MOON)」北海道立近代美術館(札幌) 」「2008年"Breathing Earth” Olo Gallery (エルパソ、テキサス、U.S.A.)」「2009年"Living Cube" The Lab (サンフランシスコ、カリフォルニア、U.S.A.)」「2011年“Shape of Metal Spirit II” 新さっぽろギャラリー(札幌)」「2013年札幌芸術の森美術館中庭インスタレーション“Landscape Will 2013“札幌芸術の森美術館(札幌)」「2014年 “MIRAGE” 茶廊法邑(札幌)」「2015年“Trace” クロスホテル札幌エントランス(札幌)」「2016年“CAMPING NEAR THE WOOLEN MOUNTAIN.” ギャラリーレタラ(札幌)」

酒井広司 写真家/札幌市
写真家。1960年余市町生まれ、札幌市在住。1970年代から北海道を様々なシリーズで撮影、制作している。主に「夏の消失点」(1979年)や1990年代から続く「偶景/SightSeeing」、「そこに立つもの」、「北海道の旅」など。個展のほか札幌にて「札幌の美術」展(2004年)や「写真の交差」展(1997,1999,2000年)、500M美術館オープニング展(2012年)などの企画展にも参加。2014年、札幌国際芸術祭連携企画展「表出する写真、北海道」展(NPO北海道を発信するネットワーク主催)の企画、編集を担当した。同年、第30回写真の町東川賞特別作家賞受賞。2016年第68回北海道文化奨励賞受賞。

中村直弘 大工/長沼町
1980年北海道岩見沢生まれ。東京でシステムエンジニアとして働くが、とあることがきっかけで鹿児島経由で北海道の帰ることになる。旅をする中、農的生活への興味を持ち、家を直す技術を身につけたいと大工を志す。大工仕事で汚れた手をを見たとき「手に職」ではなく「手に色」だと気が付き、「職人」の世界にのめり込んでいく。札幌の工務店で経験を積んだのち、2015年。小さくても、自分らしく生きるため、「yomogiya」をはじめる。

久野志乃 画家/札幌市
1978年 北海道様似町生まれ。札幌市在住。2003年北海道教育大学大学院(西洋画)修了。他者の個人的な記憶に基づく世界像を再構築し、物語性のある油彩画を制作する。札幌を中心に、東京、台湾などで個展、グループ展を開催。2013年道銀文化奨励賞受賞。2015年個展「発光する島」(ギャラリー門馬/札幌)他2016年「インスピレーション展」(苫小牧美術博物館)、2017年個展「海辺の風光誌」(ギャラリーカメリア/東京)他。

槇塚登 鉄作家/香川県高松市
1972年香川県高松市生まれ。有限会社 槙塚鉄工所勤務。鉄のアート作品や生活道具などを製作し各地で個展、グループ展を開催。最近は手打ちフライパンなど製作。好きな言葉「灯台元暮らし」。

三木佐藤アーキ 建築家/札幌市
三木万裕子と佐藤圭が共同主宰する設計事務所。札幌と大分を拠点に、建築から家具の設計・製作、ワークショップに取り組む。
ある、夏の、
8月18日(金)ー9月8日(金)
Kita:Kara Gallery
札幌市中央区大通西5丁目大五ビルヂング3階
11:00ー19:00(最終日は17:00まで)/日・祝日休館/入場無料
TEL 011-211-0810 MAIL info@kitakara.in
http://www.kitakara.org